気管支喘息 -最新の治療-
「小児気管支喘息」を、ヴァーチャル診療を通して理解するコンテンツです。ドクターと患者さんの会話から、患者さんの質問に答える形でデータをふんだんに使用し解説していきます。
執筆・監修 東京慈恵会医科大学・小児科 勝沼 俊雄 先生
第1章 問 診
- 1-1. 問診〜ダイアログ1
- 1.1.1 発作時の発作発症の経緯
- 1.1.2 ウイルス感染と喘息の発症
- 1.1.3 ライノウイルスとRSウイルスの関与時期
- 1.1.4 夜間、明け方に発作が多い訳
- 1-2. 問診〜ダイアログ2
- 1.2.1 非発作時の問診
- 1.2.2 他のアレルギーとの相関
- 1.2.3 アトピー素因の遺伝子
- 1.2.4 遺伝子〜ADAM33
- 1.2.5 抗原一覧
- 1-3. 問診〜ダイアログ3
- 1.3.1 気管支喘息の病態
- 1.3.2 小児の喘息における炎症(1)
- 1.3.3 小児の喘息における炎症(2)
- 1.3.4 ニュージーランド・コホート
- 1.3.5 統計資料〜アレルギー体質
- 1-4. 問診〜疫学
- 1.4.1 喘息患者の動向
- 1.4.2 喘息の重症化度
第2章 診 察
- 2-1.診察〜ダイアログ1
- 2.2.1 全体の観察
- 2.2.2 呼吸困難の診察
- 2.2.3 聴診
- 2.2.4 感染症、他のアレルギー疾患
第3章 検 査
- 3-1. 検査〜ダイアログ1
- 3.1.1 一般的な検査
- 3.1.2 呼吸機能検査
- 3.1.3 小児の喘息検査
- 3.1.4 NO測定の意義
- 3.1.5 ロイコトリエン測定の意義(1)
- 3.1.6 ロイコトリエン測定の意義(2)
- 3-2. 検査〜ダイアログ2 気道過敏性試験
- 3.2.1 気道過敏性試験
- 3.2.2 運動負荷試験の意義
- 3.2.3 血液検査
- 3.2.4 血液検査表の見方
- 3.2.5 抗原吸入喘息モデル
- 3.2.6 IgE
- 3.2.7 好酸球
- 3-3. 検査〜ダイアログ3
- 3.3.1 胸部X線写真・副腎皮質機能検査
- 3.3.2 気道炎症・狭窄の好発部位
- 3.3.3 酸素飽和度モニター
第4章 診 断
- 4-1. 診断〜ダイアログ1
- 4.1.1 検査結果からの診断
- 4.1.2 発作の程度の判定基準
- 4.1.3 各検査数値からの診断
- 4.1.4 喘息呼吸機能モデル
- 4.1.5 喘息診断インデックス
- 4-2. 診断〜ダイアログ2
- 4.2.1 気道の炎症とリモデリング
- 4.2.1 気道リモデリング
- 4.2.1 小児におけるリモデリングのデータ
- 4.2.1 小児におけるリモデリングの検査
- 4-3. 診断〜ダイアログ3
- 4.2.1 鑑別診断
第5章 治 療
- 5-1. 治療〜ダイアログ1
- 5.1.1 喘息のガイドライン/発作時と非発作時
- 5.1.2 喘息のガイドライン/発作時
- 5.1.3 喘息のガイドライン/非発作時
- 5.1.4 家庭での対応
- 5-2. 治療〜ダイアログ2
- 5.2.1 気管支拡張薬による治療
- 5.2.2 長時間作用型吸入β2刺激薬の上乗せ効果
- 5.2.3 テオフィリン薬の抗炎症効果(1)
- 5.2.4 テオフィリン薬の抗炎症効果(2)
- 5.2.5 テオフィリン薬の副作用
- 5-3. 治療〜ダイアログ3
- 5.3.1 吸入ステロイド薬〜効果的使用法
- 5.3.2 吸入ステロイド薬の副作用(1)
- 5.3.3 吸入ステロイド薬の副作用(2)
- 5.3.4 吸入ステロイド薬における低用量の意義
- 5.3.5 吸入ステロイド薬のリモデリングに対する効果(1)
- 5.3.6 吸入ステロイド薬のリモデリングに対する効果(2)
- 5-4. 治療〜ダイアログ4
- 5.4.1 ロイコトリエン拮抗薬
- 5.4.2 ロイコトリエン拮抗薬の効果(1)
- 5.4.3 ロイコトリエン拮抗薬の効果(2)
- 5.4.4 薬物併用療法
- 5-5. 治療〜ダイアログ5
- 5.5.1 early intervention
- 5.5.2 環境整備
- 5.5.3 ダニ対策の効果
- 5-6. 治療〜ダイアログ6
- 5.6.1 水かぶりの効果
- 5.6.2 運動時の発作予防
- 5.6.3 日常の指導〜ピークフロー
- 5-7. 治療〜ダイアログ7
- 5.7.1 思春期喘息
- 5.7.2 寛解への道
- 5.7.3 喘息治療の未来展望(1)
- 5.7.4 喘息治療の未来展望(2)
- 5.7.5 抗ライノウイルス薬
別売 気管支喘息の機序
- * 1.. 気管支喘息発症の機序
- * 2. IgEとアレルギー
- * 2-1 IgEの産生(1)
- * 2-2 IgEの産生(2)
- * 2-3 IgEの構造
- * 2-3-1 Igのクラススイッチ
- * 3. マスト細胞
- * 3-1 マスト細胞とIgE
- * 3-1-1 マスト細胞内のシグナル伝達〜脱顆粒
- * 3-1-2 マスト細胞内のシグナル伝達〜サイトカインの産生
- * 3-1-3 マスト細胞内のシグナル伝達〜アラキドン酸系
- * 3-2 マスト細胞から遊離、放出される物質
- * 4. 好酸球
- * 5. サイトカイン
- * 5-1 ケモカイン
- * 6. Th細胞
- * 6-1 2つのTh細胞サブセット
- * 6-1-1 Th1とTh2の拮抗的働き
- * 6-2 Th1/Th2に発現するケモカインセプターと細胞の組織移行
- * 6-3 Th1/Th2不均衡とアレルギー疾患
- * 6-4 制御性T細胞
- * 7. 炎症のメディエーター
- * 7-1 ヒスタミン
- * 7-2 トロンボキサン
- * 7-3 プロスタグランジン
- * 7-4 ロイコトリエン
- * 7-4-1 システイニール・ロイコトリエン
- * 7-4-2 ロイコトリエンB4
- * 7-5 一酸化窒素
- * 8. 気道上皮細胞
- * 9. 気道平滑筋